いいかげん日記
ただの日記
*画像は復刻版
配置もボタンもそこまで気になるものではなかったので、レバーだけ変えて箱コン乗っ取ってそのままで使っていた。
ところが最近、マルツパーツ館というところの通販で三和部品が手軽に手に入れることができるというのを知った。
というわけでこれを機に三和ボタン(OBSF-30 & 24)その他諸々を購入。そして換装してみた。
換装だけではつまらないのでついでに壁紙もいじれるようにしてみた。
というわけでまずは天板の壁紙を剥がす。
最初についてるレバーは天板側のねじでとめられているので、先にカッターなどでねじ穴を探し出し、レバーを外しておく。
表面のシートを剥がしたら、あとに残った紙とのりを除去する。
のりがかなり強力なのでシール剥がしを使った。
次にシャーシリーマで穴を広げる。
あらかじめ突起部をペンチ等でもぎ取っておく。
本来なら切削油を使ったほうがいいのだろうが、ウチにそんなものはないので、よく自転車とかに使う潤滑油を使用した。
これでいいのか?と思ったがサクサク削れたのでまあ良かったとしよう。
ボタンがすっぽり入るくらい(φ30くらい)まで削る。
今回は上の3つは使う予定はないので5つ分広げた。
天板は壁紙が交換できるようにしたいので、透明のプラ版を使うことにした。
ということでA4下敷きを加工して、鉄板+マット紙+下敷きで天板の完成。
アクリル板を使ったほうが良かっただろうが、下敷きのほうが入手しやすかったし、厚さもちょうど良く、加工しやすかったので良かったとする。
画像はNさんのものを使用させていただきました。
LS-32の換装
参考にさせて頂いたサイトがリンク切れしていたので、軽く紹介します。
固定にはM4ボルトとUボルトプレートを使用。ベースはSSじゃない方のベース。
天板を固定する3ヶ所のねじを利用して固定。ワッシャをはさむ量で高さを調節。
プレートは 5/16*1"1/2 と 5/16*1 と [忘れました] を使用。
固定する際には、右側の淵を目安に平行になるように固定。
3ヶ所しかとめてないが、思いのほか頑丈に固定されているので安心。
本来バーチャスティックにはLS-56-01が取り付けられるそうなので、ちょっと調べてみた。
LS-56-01についているMSベースというものの画像を見ると、ちょうどLS-32のベースに重ねられそうなので、MSベースを使えば直にねじ止めできるのではないかと思ったが、持っていないので今度入手する機会があれば試してみようと思う。
(※追記にて実行)
ちなみに元々付いていたアスキー製レバーは硬くて使いにくいと思っていたが、グリスを塗ると一気にフニャフニャになった。結局使わないけどね。
あとは箱コンの基盤に配線して完了。
今回はちゃんとファストン端子を使用。高さの関係で端子を曲げる必要あり。
ボタンはA,B,X,Yの基本4ボタンとSTART,Xboxボタン。
φ24ボタンを2つにしろと言われるかも知れないが、PCでの使用を考慮した結果。
・今回かかった費用
バーチャスティック(中古) 500円
Xbox360ミニコン 2000円
シール剥がし・下敷き・マット紙・ファストン端子(大) 105*4円
OBSF-30 & 24 189*4+178円
ファストン端子(小) 157*2円
計 3979円
使い回し部品含めると5300円くらい。
ぼちぼちの値段。
三和ボタンに換装して思ったことはセイミツボタンに比べて軟らかめだった。セイミツのはスイッチが入るとき「押した」という手ごたえがはっきりしているのに対し、三和ボタンは押した感があまりしない。スイッチが入るときの抵抗が少ないといった感じ?だから瞬発的な場面において優れていそうな気がする(特にボムボタン)。
「STGするにはセイミツレバーと三和ボタン」と、よく聞くのはそういうことなのだろうか?
・追記
最近LS-58という新型レバーが発売されたそうなので諸部品購入ついでに買ってみた。
そしてそれについているセイミツベースP=40を使ってLS-32を取り付けてみた。
画像が取り付けた感じ。めっちゃ傷入ってるけど気にしない。
手順は
1、ベースの皿ねじ用ざぐりをハンマーで叩いてまっ平らにする。
2、平らにすると穴がφ3mm以下(2.6mm位)になるので、M3でねじ切りする。
3、天板側のざぐりを削って高さ調節。
4、M4極低頭ねじをベースに通す。
5、M3皿ねじを適度にカットして、ベースと天板を固定する。
6、はみ出たねじを削る。
7、M4ナットでレバーを取り付ける。
これで擬似的なステーが完成。これでレバーの付け外しが楽になった。
画像を見るとシャフトがぶつかりそうになっているけどぶつからないので問題なし。
さて、そろそろアーケードスティックの自作でもしてみようかと思う。
今手持ちのHORIコンパクトジョイスティックでは何か物足りないし、RAP3は貸し出し中(借りパク?)。
そしてエレコムのJC-AS01BK。
当時店の安売りで3000円くらいで買ったアーケードスティック。
数回使って御蔵入りだったが、今回はこのスティックを改造してみる。
ちなみに自分はスティックの改造は初めてである。
今回使用したのはセイミツ製のLS-32レバーと、PS-14-Gボタン。流石はアーケード部品の定番だけあって、作りは良さそうだ。部品の値段は合計で2400。そして送料代引手数料が1500・・・orz
正直、ボタンは4つあればよかったのだが、安かったので8つ全部そろえた。
で、スティック本体をばらしてみると、
わあお。すっげーシンプル。
見てのとおりボタンの構造はゲームパッドと同じ。
ボタンをばらしてみた。
すっごくシンプルだね!まあ分かっていたことだけどね・・・
上四つのチビボタンの構造はゲームパッドと同じものだが、メインのボタンがこれなのは納得できない。
ま、そんなわけで改造を始めようと早速ボタンを取り付けようとしたら、はまらない・・・
穴が小さいのでデザインナイフでガリガリ削ってやる
それほど硬くないのでそんなに苦労しないはず・・・。
これが加工後の図。淵の線がちょうど径30mmくらいなので、それを目安に削る。多少雑でもボタン側でしっかりと押さえつけてくれるので問題ない。
ボタンをはめた図。間隔はめっちゃギリギリ。っていうかほぼ密着。
次にレバーを取り替えるわけだが、このレバーはレバーボールがめちゃくちゃ硬く、シャフトのマイナスねじが潰れるほど力を入れても取れない。大人しくEリングを外して抜こう。
LS-32のベースは邪魔なので外す。大きさ的にちょうど溝に入るかと思ったが、天板側のねじ部が邪魔ではまってくれない。とりあえず天板のねじ部分を4つとももぎ取って無理やり入れる。
レバーのベースをはずして入れてみると綺麗にすっぽりはまる。
こんなかんじ。スティックの高さ調節にはベースをとめていたねじをそのまま使用している。
当然レバーは固定できないので、天板に穴を開けて上からねじで止めるか、下から角材でレバーを支えてやる必要がある。
穴を開けてねじを通す方が安定するだろうが、ここはデザイン性を重視して下から押さえつけるようにする。
そこで用意したのがこれ。高さ19mmのコルク栓。
一見安定感がなさそうに見えるが底板よりも1~2mm高いので、底板で押さえつければ安定感については大丈夫だろう。
天板→レバー→コルク栓→ベース→底板といったかんじ。
ベースはなくさないようにあえてスティックに組み込んでいるけど、ベースを挟まないのなら、コルク栓はもっと長いものがいる。
次に配線をする
この基板、意外と親切仕様で、基板にボタン番号、LEFT,DOWN,UP等が書かれている。
配線楽で助かる。
配線完了。
線がカオスになっているが気にしない。ファストン端子は使用してない。
レバーはぐらつき防止のために周りをグルーガンで固めてある。
完成図
黒で統一しているおかげで改造前と見劣りはしない。
早速動作テスト
全てのボタンは正常に動作した。
そして感動した。操作感覚はまさに行きつけのゲーセンそのものだった。当たり前と言えば当たり前だが・・・。
レバーの固定は結構疎かに思えたが、縦にしても激しく動かしても全然問題なく、しっかりと固定されていてぐらつかなくて安心した。