いいかげん日記
ただの日記
さて、そろそろアーケードスティックの自作でもしてみようかと思う。
今手持ちのHORIコンパクトジョイスティックでは何か物足りないし、RAP3は貸し出し中(借りパク?)。
そしてエレコムのJC-AS01BK。
当時店の安売りで3000円くらいで買ったアーケードスティック。
数回使って御蔵入りだったが、今回はこのスティックを改造してみる。
ちなみに自分はスティックの改造は初めてである。
今回使用したのはセイミツ製のLS-32レバーと、PS-14-Gボタン。流石はアーケード部品の定番だけあって、作りは良さそうだ。部品の値段は合計で2400。そして送料代引手数料が1500・・・orz
正直、ボタンは4つあればよかったのだが、安かったので8つ全部そろえた。
で、スティック本体をばらしてみると、
わあお。すっげーシンプル。
見てのとおりボタンの構造はゲームパッドと同じ。
ボタンをばらしてみた。
すっごくシンプルだね!まあ分かっていたことだけどね・・・
上四つのチビボタンの構造はゲームパッドと同じものだが、メインのボタンがこれなのは納得できない。
ま、そんなわけで改造を始めようと早速ボタンを取り付けようとしたら、はまらない・・・
穴が小さいのでデザインナイフでガリガリ削ってやる
それほど硬くないのでそんなに苦労しないはず・・・。
これが加工後の図。淵の線がちょうど径30mmくらいなので、それを目安に削る。多少雑でもボタン側でしっかりと押さえつけてくれるので問題ない。
ボタンをはめた図。間隔はめっちゃギリギリ。っていうかほぼ密着。
次にレバーを取り替えるわけだが、このレバーはレバーボールがめちゃくちゃ硬く、シャフトのマイナスねじが潰れるほど力を入れても取れない。大人しくEリングを外して抜こう。
LS-32のベースは邪魔なので外す。大きさ的にちょうど溝に入るかと思ったが、天板側のねじ部が邪魔ではまってくれない。とりあえず天板のねじ部分を4つとももぎ取って無理やり入れる。
レバーのベースをはずして入れてみると綺麗にすっぽりはまる。
こんなかんじ。スティックの高さ調節にはベースをとめていたねじをそのまま使用している。
当然レバーは固定できないので、天板に穴を開けて上からねじで止めるか、下から角材でレバーを支えてやる必要がある。
穴を開けてねじを通す方が安定するだろうが、ここはデザイン性を重視して下から押さえつけるようにする。
そこで用意したのがこれ。高さ19mmのコルク栓。
一見安定感がなさそうに見えるが底板よりも1~2mm高いので、底板で押さえつければ安定感については大丈夫だろう。
天板→レバー→コルク栓→ベース→底板といったかんじ。
ベースはなくさないようにあえてスティックに組み込んでいるけど、ベースを挟まないのなら、コルク栓はもっと長いものがいる。
次に配線をする
この基板、意外と親切仕様で、基板にボタン番号、LEFT,DOWN,UP等が書かれている。
配線楽で助かる。
配線完了。
線がカオスになっているが気にしない。ファストン端子は使用してない。
レバーはぐらつき防止のために周りをグルーガンで固めてある。
完成図
黒で統一しているおかげで改造前と見劣りはしない。
早速動作テスト
全てのボタンは正常に動作した。
そして感動した。操作感覚はまさに行きつけのゲーセンそのものだった。当たり前と言えば当たり前だが・・・。
レバーの固定は結構疎かに思えたが、縦にしても激しく動かしても全然問題なく、しっかりと固定されていてぐらつかなくて安心した。